EF16-35mm F4L IS USMを知って。
先程「EF16-35mm F4L IS USM」が発表されたが非常に驚いている。

広角系でF4の解放F値にISユニットを搭載すると言う意味が僕には理解できない。
もちろんISユニットを搭載すれば暗い箇所での手持ち撮影は可能になることも少なく無いであろうし、シャッター速度換算で4段分の手ブレ補正機構を搭載していれば今までに無い写真を撮影することも可能ではあろう。
だがキヤノンは今、この商品を世に出して良いタイミングなのだろうか?
Nikonのナノクリスタルコート広角ズームレンズに遅れをとり、高画素機でもNikonやSONYに揺さぶりをかけられ、TimeLapseや天体撮影のインターバルタイマー撮影機能では他社に大きく遅れをとっている。
知人や友人のプロの間では12〜24mmF2.8や14〜28mmF2.8などをキヤノンが何故出さないかを首を傾げているが僕も同意見だ。
優れた商品にはメッセージがある。
キヤノンのEOS 5D Mark IIには「動画と静止画を高い次元で融合し新しい扉を開ける」というメッセージを感じた。だが今回の16-35mm F4L IS USMからは全くメッセージを感じない。もちろんレンズのシャープネスや様々な性能は高いのだろうが「新しい扉を開ける」気分が感じられないのだ!!
広角撮影で今「新しい扉を開け」ているのはTimeLapseや天体撮影のあたりだろう。その人々の撮影データーを見れば彼等がISユニットの搭載よりも12〜24mmF2.8クラスのEFレンズを切望しているのが解るはずだし、ゴーストやフレアーを徹底的に除去したEFレンズの販売を待ち焦がれているのも感じられるはずだ。
このEF16-35mm F4L IS USMのメッセージは一体なんなのだろうか?
皆さんはこのレンズをどのように感じられただろうか?
写真はEF16-35mm F2.8Lにて撮影。

とてもよい商品だと思っています。
もっとワイドで高画質の玉が先だろうに!?というご意見ですが、この商品が順番として先であっただけの話のように感じています。
映像の可能性ということを第一にお考えのことですが、非常に高いお志であり、その点に関しては敬服します。
そこにもうひとつの可能性をプラスしてはいかがでしょうか。
ワイド系ということで、焦点ぶんのイチを考慮すると、IS付きとあいまって、おそらく1/4程度までは手持ち可能です。また、周辺画質が向上したことも後押しされ、開放かつスローシャッターでの機動力は、計り知れないと思われます。お年寄りの夢はもちろん、手持ちがゆえのアングルの可能性、あまり絞らずに点光源に安心してレンズを向けられることなど、ベクトルはちがえどおっしゃるような「新しい扉」は開かれたのではないでしょうか。
フニャフニャ さん
ご意見ありがとうございます。
たしかにIS(イメージスタビライザー)の有効性は表現の幅を広げますね。
私も16〜35mm F2.8 Lを使用していますが、先日雨の中の森の撮影で夜明けから撮り続けていたのですが、嵐が近づき暗くなる森の中で「こんな時、新型の16〜35mm F4L ISならもしかすると新しい視点で撮影を続けられるかも?!」と考えたりもしました。
アングルの自由さは フニャフニャ さんが言われるようにキヤノンもフルサイズ機でバリアングル搭載機を出して欲しいですよね。
ご意見ありがとうございます。
フニャフニャさんのおかげで意見が深まりました。
これからもよろしくお願いします。
荒木則行。