撮影を続けている一つの森がある。 この森の上空では大気は大きく動き、 雨や雪も時に驚く程の勢いで降り出してくる。
ブナやトチ、ミズナラなどの広葉樹が森に広がり その山頂付近には甘く柔らかい水が湧き出している。 撮影の合間にその水を飲む事も多いのだが、 山の中で湧き出る水を飲みながら不思議な気持ちがしてくるのだ。
自分が見つめていた雨の一滴、 自分が吹雪かれていた雪のひとひらが 森に落ち地に浸みて湧き出し今自分の体内を潤している。
一杯の水に豊かな時間を感じる。
荒木則行が撮影したRAWデータをプレゼント中